版画ギャラリーアトリエひらく

2026.11.01

今月の1枚【11月】 木版画「葱」

緑の皿の上に葱2本

根っこの髭がなかなか味わい深い

じっくり眺めていたら

ふと1枚の絵を思い出した

先日の名古屋市美術館「ゴッホの跳ね橋と印象派の画家たち」展での

エドゥアール・マネ「アスパラガスの束」(油彩)だ

もちろん技法や画材は異なる

表現方法も

マネのアスパラガスは写実的で丁寧に書き込まれている

一方、ひらくの葱は単純な表現でどことなくユーモラスだ

違いはあれど

それぞれの画面からは

共通して身近な食べ物への愛おしさが感じられるのだ

ひょっとして

ひらくも

このマネの作品をどこかで見たことがあって

無意識のうちに影響されたのかな

などと妄想してしまった

         

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